
「変動金利と固定金利、結局どっちがいいですか?」
住宅ローンのご相談の中でも、かなり多い質問です。「変動が安いって聞く」「固定の方が安心?」と、情報が多くて迷ってしまう方も少なくありません。しかも金利の話は少し難しく感じられるものです。
だからこそ、「どちらが正解か」ではなく、「自分たちに合うか」で考えることが大切です。実際、住宅ローンの選び方で後悔しやすいのは、「何となく」で決めてしまうことです。今回は、初めて住宅購入する方向けに、2026年の金利動向も踏まえながら、変動金利と固定金利の違いと、後悔しにくい考え方をお話しします。
結論|迷ったら「安心したいか」「月々を抑えたいか」
最初に結論です。ざっくり言うと、毎月の支払いを抑えたい方は変動金利向き、将来の安心感を重視したい方は固定金利向き、という考え方が分かりやすいです。
ただここで注意したいのは、「金利が低いから」だけで決めないことです。住宅ローンは、何十年と続く支払いになるケースもあります。そのため、「自分たちが安心できる返済」を基準に考える方が後悔しにくい印象です。
2026年時点の金利動向
金利タイプを考えるうえで、今どのくらいの水準にあるのかを知っておくことは参考になります。2026年6月時点では、変動金利はおおむね0.6%〜0.9%程度、フラット35(全期間固定)は3%台まで上昇してきています。日銀が2026年6月の会合で政策金利の引き上げを決定しており、これにともなって変動金利にも上昇の動きが出ています。
数年前まで続いていた歴史的な低金利の局面からは変化してきているという点は、知っておいて良いと思います。ただし、これは全体的な市場の動きであり、実際の借入金利は金融機関や個人の条件によって変わります。正確な金利は、その時点でいくつかの金融機関に確認することをおすすめします。
変動金利ってどんな特徴?
変動金利は、金利が変わる可能性があるタイプです。特徴としては比較的、月々の返済額を抑えやすいケースがあります。そのため、川崎・横浜エリアのように住宅価格が高めのエリアでは、検討される方も多くいらっしゃいます。
ただ、先ほどお伝えした通り、2026年に入って金利上昇の動きが出てきているため、「今の支払いだけ」で考えすぎない方が安心です。今後さらに金利が上がった場合の返済額も、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。「少し余裕を持った返済額にする」という考え方をされる方もいます。
固定金利ってどんな特徴?
固定金利は、一定期間、または最後まで金利が変わらないタイプです。特徴としては、将来の支払い計画が立てやすいことです。たとえば、お子さまの教育費など、将来の出費を見据えて、「支払い額を変えたくない」と考えるご家庭には安心感があります。
一方で、変動金利と比較すると、最初の支払い額が高めになるケースが多いです。2026年はフラット35の金利も過去数年と比べて上昇している局面のため、固定金利を選ぶ場合は、その時点での水準を踏まえて資金計画を立てることが大切です。
「自分たちの場合はどちらが合うか分からない」という段階でも大丈夫です。状況を整理しながら一緒に考えてみませんか。
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「どっちが得?」で考えすぎない方が良い理由
ここ、意外と大事です。実際、後から「もっと低い金利にすれば良かった」と感じることよりも、「毎月の支払いが苦しい」と感じることの方が、日々の負担になりやすいです。
だからこそ住宅ローンでは、「安心して払い続けられるか」を基準に考える方が、精神的にも楽なケースがあります。実際、住宅購入後は、固定資産税・修繕費・教育費・車の費用なども出てきます。住宅ローンの金利だけで考えすぎないことも大切です。
迷った時は「無理のない返済」から逆算する
住宅ローンは、「いくら借りられるか」ではなく「いくらなら安心して払えるか」の視点がおすすめです。実際のご相談でも、最初は予算を上げて考えていた方が、整理していく中で、「少し余裕がある方が安心ですね」と考え方が変わることもあります。予算感の整理については、こちらの記事も参考にしてみてください。
家探し、何から始めればいい?初めて住宅購入する方が最初にやるべきこと
よくある質問
Q. 初めて住宅購入するなら変動と固定どちらが多い?
A. 状況によって異なります。月々の支払い重視か、安心感重視かで考え方が変わります。
Q. 固定金利の方が安心ですか?
A. 支払い計画が立てやすい安心感があります。ただし、2026年は固定金利の水準も上昇してきているため、その時点での金利を確認したうえで検討することをおすすめします。
Q. 変動金利は危険ですか?
A. 一概には言えません。2026年に入り金利上昇の動きが出ているため、将来の返済額が増える可能性は以前より意識しておいた方が安心です。返済計画や考え方との相性が大切です。
Q. 住宅ローン相談は早めがいい?
A. 家探し初期に整理される方もいます。金利の動向は変わっていくものなので、その時点の状況を確認しながら進めるのがおすすめです。
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住宅ローンは、「正解探し」ではなく、「自分たちに合う選択」が大切です。gritでは、押し売りではなく、「整理しながら考える」スタイルを大切にしています。
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